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映画鑑賞記録
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鑑賞日 2009年10月11日(日)
場 所 ル・シネマ
監 督 フレデリック・ワイズマン
製作年 2009年 フランス・アメリカ

日本のバレエ熱は非常に高い。有名バレエ団公演のS席だと25000円はする。それでもあっという間に売り切れてしまう。私は生のバレエの舞台は一度しか見たことがないが、その迫力と美しさに呆然としてしまった。高いチケット代を払っても、惜しくない!

バレエはフランスのお家芸のようなもの。日本でいえば、能のようなものでしょうか。そもそも・パリ・オペラ座バレエの起源は、ルイ14世が創立した王立舞踊アカデミー。ルイ14世は大のバレエ好きだった!『王は踊る』という映画がありましたよね。ルイ14世がそもそも太陽王と呼ばれるようになったのは、自ら舞台で太陽の神アポロンに扮して踊ったことかだとか。かくして、パリオペラ座は国家の威信を背負って、世界一のバレエの殿堂となったわけです。

ドキュメンタリー映画ですから、特にストーリーがあるわけではありません。淡々とオペラ座内部の日常が映されています。レッスン風景はもちろんのこと、衣装やかつらの制作室、舞台総監督やスタッフの会議風景、舞台照明のテストや地下の水路、屋上の養蜂箱、食堂などなど、まさにあらゆる角度から撮影されています。

さすがに160分の長尺、疲れましたが、ダンサーの美しい踊りも堪能できたし、舞台を支える様々な努力を見ることもできたし、面白かった。

かなり前評判が高かったので、9時に入口に並んだら、すでに3人の方が待っていてびっくり。開場30分前には長蛇の列。劇場内は満席。一回目が終了した時点で、3回目までのチケットは売り切れ。
見に行く際には混雑状況を確認していかれた方がいいかもしれません。
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