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映画鑑賞記録
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観賞日 2011年4月9日(土)
場 所 ル・シネマ
監 督 ルネ・フェレ
制作年 2010年
制作国 フランス

ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルトの4歳年上の実姉マリア・アンナ・モーツアルトの映画ができたと聞いて、日本で封切られる事を楽しみにしてきました。そして、ついに今日が初日。ネットでチケットを手配して初日・初回で観賞。初回特典として、モーツアルトチョコレートをもらいました。初日はこういう特典が嬉しいですね。


見終わったあと、微妙~なものが残りました。小説やマンガを原作として実写映画化された作品を見たときに感じる違和感とでも言うのでしょうか・・・・。

モーツアルトは大好きな作曲家で、それなりに彼の人生のトピックスについて知っています。なまじ知っているから、この作品の人物配置が歴史的事実とずれてしまっている事がどうしてもしっくりこないのです。

最初からラストまでこの違和感をひきずることになってしまい、ちょっと残念でした。わざわざモーツアルトという実名を出さず、天才少年とその家族の物語として描いてくれていたら良かったのにと思いました。


ストーリーの方は今一つ納得できませんでしたが、映像は興味深いものがたくさんありました。ベルサイユ宮殿のシーンなどはきれいでした。
一番興味深かったのは、ルイ15世の王太子の棺台ごっこのシーンです。ルイ15世の王太子は最初の妃を熱愛し、出産で妻が亡くなった後、亡き妻をしのんで棺台に横たわり、いまわの際を再現するという変な遊びをしていたという話を本で読んだのですが、よもやこれを実写でみるとは思いませんでした。

もしも、私が18世紀フリークでなければ、ストーリーも面白い作品だったと思います。でも、史実とだいぶ違う再構成作品だという事はご承知なさったほうがいいと思います。
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