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映画鑑賞記録
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鑑賞日 2012年5月27日(日)
場 所 TOHOシネマズ渋谷
監 督 バリー・ソネンフェルド
製作年 2012年

メン・イン・ブラックは大好きなシリーズなので、早速見に行きました。今回も宇宙人はちょっとグロくて、でも、愛嬌があって可愛い。文句なく楽しめました。

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鑑賞日 2012年5月12日(土)
場 所 シネ・リーブル池袋
監 督 マーティン・スコセッシ
製作年 2011年

娘が友人に3Dがいいとすすめられたそうで、3Dにしたけれど、眼鏡の上に眼鏡をかけるのはしんどいです。立体的な映像と言うのも確かに魅力的なんでしょうが、年のせいか目がつらい。2Dで見た方がストーリーを楽しめたような気がします。

くるくると動く映像はすごいなあと思うけれど、一番気になったのは、ヒューゴが修理しているオートマタの表情でした。機械のはずなのに、すごく豊かな表情を見せていて、そういう細部にこだわっているのだろうってところが凄いと思います。





鑑賞日 2012年4月28日(土)
場 所 シネマート新宿
製作年 2011年  イギリス

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ルネッサンスの巨匠にして、万能の天才とうたわれた彼が生涯に描いた絵画で現存する僅か十数点。そのうち9点が集められた前代未聞の展覧会「Painter at the Court of Milan」が2011年、ロンドン ナショナル・ギャラリーで開催された。その展覧会の開会前夜に開かれた、内覧会の様子を撮影したドキュメンタリー映画です。

渋谷のBunkamura でレオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展も開催されているので、見逃せないと思いGW初日に見に行きました。

レオナルド・ダ・ヴィンチは10歳の頃から私のスーパーアイドルと行っても良く、2枚”の「岩窟の聖母」の同時展示や世界初の一般公開となる「救世主キリスト」などが映し出される映像に、うっとり。

一枚展示するだけだって目玉になる作品を9点もそろえてしまうって、さすがはナショナルギャラリーだ・・・。企画した学芸員さんや修復担当さんのインタビューは興味深かったし、内覧会に招待されたゲストの感想も面白かったが、TV特番のような感じなので、映画というにはちょっと・・・。でも、小さなTV画面で見るよりやはり大きな画面で見た方が楽しい映像だと思う。

鑑賞日 2012年1月21日(土)
場 所 シネマート新宿
監 督 リリアン・フランク ロベルト・シビス
製作年 2009年オーストリア・ドイツ合作

昨年渋谷の映画館で、並べられたチラシに目がとまった。「ピアノマニア」?なんだかおかしな題名だなと思いチラシを持ち帰っていた。そして、7日に映画を見た時、予告編をやっていた。あら、面白そうじゃない!と思った。21日のお遊びはどうしようかと思っていた時に、机の上に放置していたチラシを見つけた。初日21日(土)?こりゃ見に行くしかないでしょう!!ということで、冷たい雨の降る中、出かけてみました。

そもそも子供の頃から、機械の中をのぞくのが大好き!壊れた時計やラジオを分解するのが大好きで、子供雑誌の「中身を見てみよう」的な記事があろうものなら舐めるように読むのが習慣だった。そんな私にとって、この映画は本当にわくわくドキドキの楽しいものだった。

巨大なコンサートピアノを調整する調律師シュテファンが主人公のドキュメンタリー映画なのだが、ドキュメンタリーとは思えないくらい、このシュテファンのキャラが立っていて、ドキュメンタリーというより、ドラマを見ている気分になる。

私たちは艶やかに磨かれた黒い巨大な楽器としかピアノを見ていない。しかし、その内側には鉄製の大きなフレームとそれに張られた無数の金属製の弦、そして、鍵盤を叩くピアニストの指先の動きを弦に伝える精巧な機械装置が入っているのだ。まさに巨大なマシンなのだ!

ピアノが楽器として発展したのは18世紀後半。作曲家でいえばモーツアルトの時代だ。モーツアルトは作曲家として今でも天才の名をほしいままにしているが、その彼はあらゆる楽器の演奏家としても名高く、特にピアノ演奏を得意とし、多くのピアノ協奏曲を作り、彼自身が指揮・演奏をやりおおせていたのだ。初期のピアノ改良に彼は貢献もしている。
19世紀に入り、産業革命の波はおそらくピアノの構造の変化にこ大きく影響しているだろう。メカとしてのピアノが現在のような完成を見るのは19世紀後半。市民社会が成熟し、多くの人々がコンサート会場で演奏を楽しむようになって、それに合わせて進化していったのだ。

歌手は自分の肉体そのものを楽器とする。だからこそ発声法のみならず、その歌手の声質そのものが問題となる。では、楽器は?ピアノもバイオリンもその楽器その物が持つ個性があり、楽器を能力を最大限に生かしながら演奏家は自分の音楽を表現していく。楽器が無ければ楽器演奏家というのはあり得ない。演奏は楽器と演奏者がそろって初めて可能になる。

この映画で、ピアノと演奏者だけではなく、調律師という存在が音楽を支えている事を知った。ピアニストの理想とする音を実際に奏でるための音造りは調律師の腕にかかっているのだ。

弦にフェルトを挟んでみたり、細かい調整の為に鍵盤機構の隙間をへばりつくようにして覗きこみ、僅か0.7ミリの誤差範囲としか思えないハンマーの軸の太さに頭を抱える調律師シュテファンはまさに職人のなかの職人なのだ。

ところが、このシュテファン、堅苦しい一方の男ではなく、世界的巨匠のピアノ調整の傍ら、ピアノやバイオリンを使ったコメディアンのパフォーマンスのネタづくりのブレインでもある。

彼は正にピアノのあらゆる可能性を楽しんでいるのだ。「ピアノマニア」という題に偽り無しである。

全編を通じて美しいピアノ曲が流れ、ウィーンの町並み、コンチェルトハウスのホールなどの映像も楽しめる。何より、ピアノの官能的なまでに美しい内部構造の動きを堪能できる。

ドキュメンタリーというと堅苦しい映画と思われがちかもしれないが、この映画はいろんな楽しみ方ができる。

ピアノを習っている人にはぜひお勧めしたい!映画館では音楽関係の学校に通っている学生さんや親子割引などを用意している。

鑑賞日 2012年1月7日(土)
場 所 渋谷イメージフォーラム
監 督 マックス・オフュルス
製作年 1956年 2009年

2012年最初のお遊び企画として映画を見ることにして、上演情報を調べて、面白そうだったので、見てみることにした。

何がおもしろそうって、19世紀を代表するファム・ファタル、ローラ・モンテスの生涯を描いていると言うこと。封切り当時、不評で監督の意図を無視した再編集が行われ、「呪われた傑作」とい称されていたということ。予告編がいかにもコスプレ物が好きな私好みのゴージャスさだったこと。東京では1月13日までの上映なので、今日を逃したら、見るチャンスがない!と言うことで、えっちらえっちら渋谷まで出かけて行った。

イメージフォーラムの名は結構予告編などで見かけていたが、実際に行ったのは初めて。ミニシアターだけれど、客席はなかなか心地よく、画面も見やすかった。

最近は古い映画をデジタル技術によって復活させて再上映する試みが増えているようだ。高校生頃にNHKで「世界名作劇場」というのをやっていて、映画館で邦画見るよりTVで外国映画を見る方が好きだったような気がする。そんな懐かしさもあり、昔の傑作映画のデジタルリマスター版とかいわれると弱いのかも。それに、今の映画スターの体型より、昔のスターの体型の方が好き。全体に今のスターの体型って、華奢すぎる。私はもっと、ばーん!!と存在感がある体型が良いと思ってしまう。

ヒロインのマルティーヌ・キャロルは背は高くなくて、ボン・キュ・ボン体型。露わにされたデコルテから、しどけなくはみ出た乳房のまあ、なんと魅惑的な事!フランツ・リスト役の俳優さんの後姿が、大人の色気むんむん。華奢で小さなひよっこのお尻なんかじゃなくて、がっちりとしたまあ、大人のお尻なわけです。

ストーリーは、自らの美貌と才気で世界各国のセレブ男を虜にし、奔放に生きたローラ・モンテスが、落ちぶれて自らの人生をスペクタクルな見世物の仕立てて生きているというところからスタートする。そのショウと回想シーンを同時進行させていく。画面はとにかくゴージャスできれいです。今では人権的にどう?と思うような表現もありますが、映画の舞台は19世紀後半なわけで、今のモラル感とかを持ち込んだって仕方ない。衣装もきれい~。ゴージャスなナイスバディ美女がこれでもか!って言うくらいゴージャスな衣装を着て見せてくれるのだから、たまりません。

映画の紹介文には、フランス恋愛映画の至宝なんて書いてあったが、見終わった感想は、恋愛映画というより、恋愛の為に自分を曲げたりしない、強い女の一代記という感じでしたけど。こんな奔放な女性、滅多にでるもんじゃないだろうなあ・・・。
彼女の強さを感じる一方、彼女を取り巻く男達の軟弱さというか、身勝手さというか・・・。男の欲望や理屈に屈しないからこそ「ファム・ファタル」なんだろうかと思ったりして。

興行的に当たらなかったというけれど、なんとなくわかるような気がする。ゴージャスなんだけど、全然甘くなく、むしろシニカル。今の方が理解されるような気がした。

映像の中でおっと~!と思ったのが、ルドヴィッヒ1世が描かせた彼女のヌードの絵が、まんまアングルの「グランドオダリスク」だったこと。ラストシーンでの彼女の衣装が修道女のようだったこと。マグダラのマリアをふと思わせた。

昨年みた映画を数えてみたら15本だった。今年は何本みられるだろう?
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